LED並列回路について
LED並列回路について質問です。
たとえば電源12Vに抵抗を接続してLEDを並列⇒GNDにした場合、LEDの並列は
あまり好ましくないと聞いたことがありますが、何故でしょうか。
宜しくお願い致します。
tamuro00605さん
今の世の中、電圧で動作が決まるデバイスか、電圧と電流が比例するデバイスがほとんどなんだけどねぇ。
LEDは、電流で動作が決まるデバイスなんです。
例えば豆電球の場合、電圧が1%変われば電流も1%程度変わります。
こういう素直なデバイスは、電圧を制御しても電流を制御しても、一緒です。
しかしLEDの場合は、流れる電流が1%変化しても明るさは1%くらいしか変わらないのですが、
LEDにかかる電圧が1%変化すると明るさは大きく変わってしまうんです。
豆電球とはまるで違う特性を持ったデバイスなんです。
んで、並列に接続するってことは、並列接続された2本のデバイスの電圧が一緒になります。
抵抗とか豆電球であれば、2本のデバイスにほぼ同じ電流が流れるんですが、LEDは違います。
同じ型番のLEDでも、個体のばらつきにより、電圧vs電流の特性はわずかながら異なります。
そうすると、電流が流れやすいほうのLEDに多くの電流が集中してしまい、
明るさが違ったり、場合によっては片方だけ壊れたりします。
- 違反報告 回答日時:2007/4/6 01:31:23
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sparrow32hawkさん
豆電球や抵抗では電流が流れ始めると端子間電圧が上がり流れにくくなります。
ところがLEDなどの半導体素子は電流が流れ始めると端子間電圧が下がりさらに流れやすくなります。
そのため片方にだけ電流が偏ってしまい、焼損や不点灯の原因になるのです。
電源電圧に余裕があれば直列につないでください。さもなければ一本ずつ制限抵抗を入れましょう。
plerth_ctlさん
LEDの内部抵抗のばらつきでどうしても明暗がでます。
それと余計なお世話かもしれませんがもし10個のLEDを一つの抵抗で並列点灯させるのならW=IVでIが10mA×10=0.1A、Vが12-2=10V(LEDでの電圧降下を2Vとして)で1W(実際には最低この倍の2W)の容量をもつ抵抗を使って下さい。長時間点灯すると熱を持ちますから火傷や火災には充分気をつけて下さい。